建物不具合

事例と対処法


TERS正会員企業 赤外線建物診断技能師 2名

TERS診断実績 戸建住宅180件 事業用物件20件



(1)雨漏りが発生した場合

考えられる原因として、雨水が当たる部分の損傷、防水処理のミス、配管ミス、結露、伝い漏れなどの原因が考えられます。また、地震などで建物が揺れると防水層の切れや破損が起こる場合もあります。さらに、雨漏り箇所の真上に原因があるとは限らないので、単に漏水を止めたことで良しとせず、できる限り原因を探るべきです。

 対処方法

・仕上げ材の損傷が原因の場合

屋根材自体の割れ、ずれが直接の原因なら損傷部の屋根材の修繕及び防水層の補修をする。

・FRP防水が割れている場合

割れやひびの主な原因は、地震、台風、木材の乾燥収縮による下地の変形や重いもを上にのせたり、落下さっせたりが原因になります。劣化部分のFRPの補修をする。

・シート防水、塗膜防水が膨れている場合

膨れている部分に穴をあけ、空気を抜き、コーキング処理する。ひどい場合は貼替えも考慮する。

・押せえモルタルが割れたり、盛り上がっている場合

短い割れなら速乾セメントで補修する。ひどい場合は貼替も考慮する。

・上階の窓、扉、換気口廻りから漏れている場合

通常は開口部周辺に多少亀裂等が入って雨水が侵入しても外壁の内側の防水シートと枠廻りの防水テープが壁内部への雨水の侵入を防ぎますので開口部廻りにコーキング材を充填する。施工不良の場合は下地の防水シート、防水テープの状態により判断する。

・上階の壁周辺から漏っている場合

雨漏り箇所の外側の壁に亀裂がないか上にベランダ等がないか確認する。外壁とベランダ等の接合部分は大丈夫か確認。

水切り、笠木、防水層等の施工ミス、経年劣化による変形、コーキング切れなども考えられます。

 

(2)サッシの角にひびが入った場合

考えられる原因として、モルタルの外壁は材質的にひびが入りやすく、窓等の開口部の4隅によく見られます。サッシの4隅に斜めのラス補強が入ってなかったり、ラスのステップル止め不足なども考えられます。そのままにしておくと、ひびが大きくなり、雨水が入りやすくなるので、補修すべきです。

 対処方法

・モルタルの収縮によるひびの場合

部分的なひびやヘアークラックは補修する。外壁を塗り替えるときに、補修してから塗り替える。

・ひびが大きい場合

下地の補強がきちんとできていない場合があるので、表面的な補修でなく、下地からきちんと直す必要も考える。

 

(3)壁全体に無数のひびが入った場合 

考えられる原因は、ラス下地のステップル止めの不足、下地のあばれ、大型車通行などによる振動、モルタルの下地が十分乾いていない状態での仕上げなどが考えられる。

 対処方法

・下地のラスがしっかりしている場合は、ひびを埋めて、仕上げ材を吹きなおす。ひどい場合は、下地からの貼り直しも考慮する。

 

(4)壁が浮いてきた場合

壁の浮きの原因は、仕上げ材の被膜が浮いている場合やモルタルが浮いている場合がかんがえられます。

 対処方法

・仕上げ材の被膜が浮いている場合

数カ所なら、浮いている部分を剥がし、その部分を貼り替える。または、部分的に吹きなおす。

外壁の塗替え時には、きちんと剥がしてから行うようにする。

・モルタルが浮いている場合

浮いている部分が広い場合は、浮き部分を剥がし下地から塗り直して、補修する。

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